2/09/2010
Hiroyuki Kohama(LOYAL TO THE GRAVE,RETRIBUTION NETWORK,CLANDESTINE PROJECT) interview
1.メロディックパンクを聴くようになったきっかけについて
メロディックパンクを聞き始めたのはかなり昔・・確か俺が17才の頃に地元の友達と遊んでるときに(ユッティ含む)毎晩友達の家でLAG WAGONとかNOFXをかけていて、こういう音楽もあるんだって教えてもらったのがきっかけ。その頃の自分はちょうどメタルからハードコアに転換し始めた頃でBIOHAZARD(Wrong Side of the Tracks ), MADBALL(Smell the Bacon)とかAGNOSTIC FRONT(Blind Justice)を聞いていたんですが(まだEARTH CRISISに出会っていない!)そういう哀愁感のあるメロディックなパンク通称メロコアの素晴らしさに触れた時期。それから、今一緒にLTTGをやってるギターのSHINOとかとLAG WAGONとかNO USE FOR A NAMEとかSTRUNG OUT, PROPAGANDHIとかにはまって、18の時にLAG WAGONの初来日時に新宿LOFTに見に行ったのを覚えてます、あの時はHI-STANDARDとか前座で出ていて人も多かったけど、LAGは1stと2ndの曲だけやっていてかなりやばかったス。それがメロディックなパンクを聞くきっかけっす。
2.Swedish系のメロディックバンドについて
とにかく、USのエピタフやファット、LOOKOUT, Dr STRANGEの音源を買い漁っていたんですが、さすがにR.K.Lとかいなるとうーん・・って感じだったので、他にもないかと探していた時に出会ったのがSWEDISHのバンド。やっぱりSATANIC SURFERSかな。あの当初出ていた1st アルバム(実質はMCD)に衝撃を受けてから北欧系に狂いました。
当時の印象は北欧系はUSものより音質がクリアーな印象があったし、今で言う高速メロコア的なファストビートが気持ちよく、あのなんともいえない哀愁感にはやられましたね。聞き始めはSATANIC SURFERSやMILLENCOLIN, NO FUN AT ALL, RANDYだったっす。けど数年後にはBLENDER, ADHESIVE, PRIDEBOWL, ASTREAM, VENEREA,STONED,STEALTH辺りにはまっていました。
3.USのメロディックバンドについて
勿論アメリカはどう考えてもエピ、ファット系の音がクオリティは高いし90'を代表していたから、どの作品も好きだけど特にLAG WAGON, NO USE FOR A NAME, STRUNG OUT, PROPAGANDHI, TEN FOOT POLEは好きでした。どの作品も良さがあるけど、大体1stは荒削り、3rdは落ち着きすぎな感があって2ndアルバムがどれも好きです。
それ以外に本当につぼだった作品は
GUNS'N'WANKERS - S/T
Pop, Hardcore, Metal, Sillyすべて7インチで買っていて最後にCDゲットしたときあがった。これはヘビーすぎるギターにデュアルなボーカルも最高でした。これ好きでBLENDER知らない人は損!即ゲトッて下さい!
WHIPPERSNAPPER - America's Favorite Pastime
ファストでメロディック。LAG+STRUNG OUT的な感じで作品全て素晴らしいです。STMで働いていた時、通勤時AT TKDKと車で聞いていたが帰り道に毎晩上がるディズニーランドの花火が・・・
MAN DINGO - Ifive
これは深い。とにかくマイナーなメロディを散りばめた感ありの独創性ありな1枚。駄目な人は駄目かもしれないが、かなり内面に問いかけられた作品!
BRACKET - 924 FORESTVILLE ST.
ミッドテンポ主体ながら、カレッジライフを彷彿させるほのぼのメロディが病み付きになるアルバム。2ndもいいがこれは名作中の名作。
4.以前やっていたバンドWE LOVE YOU ALWAYSについて
WLYAは99年くらいに周りの友達とやっていたバンドです。BIRTHPLACEのドラムのPitとギターのKJ、VANGUARDのボーカルAMADETORとかが在籍していたバンドで、4曲入りのDEMOを昔だしました。当時うちらはそれぞれSTATECRAFTやBIRTHPLACEとかのハードコアをやりながら、あるときに当時Eulogyから1stをリリースしたNEW FOUND GLORYに衝撃を受けて、これ完全にメロコアじゃん。なんでEulogyなの?みたいな、後にはメロディックハードコアってものが空前のブームになったけど。LIFETIME辺りの持つハードコアのテンションとLAG WAGONにも負けないメロディの質みたいな。それでMOSHYでメロディックなハードコアをやろうみたいな感じで始めたんです。
ライブもちょこちょこやったしNUMBとかBLUE BEARDとかCOMEBACK MY DAUGHTERSとか色々。当時はメロディックハードコアていう観念はシーンにもなかったし、あの音じゃモッシュパートが盛り上がらずに・・・でも音源を形にのこせたのはよかったです。
5.LOYAL TO THE GRAVEでカバーしているLAGWAGONのRaise A Familyについて
LTTGでLAG WAGONをカバーしたのは、確かImperiumからリリースしたMCDのIndistinct発売時に何か特典でカバーをやろうという話になっていて、当時SLAYERのカバーをTHE ACACIA STRAINとのスプリットでレコーディングしたこともあってじゃあもっと明るいのって事でメロディックパンクで浮かんだのがやはりLAG WAGONでした。曲をカバーするにあたって、ハードコアの持つギターの刻みとコード進行を抜けばLOYALのAメロにもっていけるみたいなニュアンスの曲を探していたらあの曲にあたって、あの曲もLAG WAGONがカバーしたものだったからコピーライト的にも問題なく、さくっとできたってのがありました。
恐らくもっとオリジナルなLAG WAGONだったらライブで出来る様な音源には出来なかったとおもうし最善でした。イベント系のライブだとうちらの音とか全然興味ない人、知らない人も多いけどあの曲はうちらに興味ない人が、あ!って思うきっかけになったり、楽しい雰囲気があるから重要なプレイリストになっています!
インタビューありがとうございました!
LOYAL TO THE GRAVE
RETRIBUTION NETWORK
CLANDESTINE PROJECT
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